大切な人

本日K介護士が家庭の事情により
デイサービスひょうたん島を卒業
しました。

ここで働き始めたのが約二年前
介護の世界に初めて飛び込んで
きました。

二十代でご家庭もあり、小さい
お子さんもおられるという事で
精神面、体力面を心配しましたが・・

彼女には
それをはねのける
人間性がありました。

人に優しく、礼儀正しく
いつも変わらず、よく笑う。

人に愛される4大要素を
持っていたのです。

不機嫌な顔、疲れた顔を
一切見せず、この約二年間
全力で駆け抜けてくれました。

身体のキツイ事もあったでしょう
気分ののらない事もあったでしょう
不愉快な事もあったでしょう

それを考えると
彼女の人間性に救われた人は
たくさんいると思います。

そして利用者様から可愛がられ、
一緒に働いてる職員からは信頼され
ひょうたん島にはなくてはならない
大切な人でした。

ですが出会いは別れの始めという
言葉通りこんなに早くではありますが
・・・お別れの時がきました。

ささやかではありますが
利用者様、職員とで

本日・・・お別れ会をしました。

利用者様も別れを惜しみ涙を流し
職員も涙をこらえる事もできず
デイサービス始まって以来初めての
空気に包まれました。

不幸せになろうと環境を
変える人などいなく
今よりも幸せになろうと環境を
変える訳で彼女の選択を
心から応援しなくてはなりません。

しかし本心は残念で残念で残念で
なりません・・・
それを明日から私達職員は
隠しながら前を向いて行きます。

そして彼女が他の介護施設で
ここで学んだ事を生かして
活躍する事を祈っています。

またいつの日かここの誰かと一緒に
お仕事出来る日を楽しみにしています。

ここに幸あり

ありがとうございました。

           
           Nマツ